【理事のつぶやきシリーズ】
亀垣です。
先日、鹿児島県へ旅行に行ってきました。指宿に泊まった際、以前から行きたかった唐船峡のそうめん流しへ行きました。
アクリル製の丸い水槽に水が回って流れていてそこに、そうめんを投入、みんなですくって食べるのです。
このそうめん流しは地域おこしの一環として昭和37年に始まったそうです。最初は竹を割って樋を作りそうめんを流す流しそうめんだったそうですが、竹がカビて不衛生になりやすいことや流す人が必要などの理由から、今のような方式に変わっていったのだそうです。
今では指宿の人にとって、このそうめん流しは欠かせない食べ物になっているそうで、そうめんをすくいながら友人や親戚などと歓談するスタイルがすっかり定着しているそうです。
その証拠に私が訪れたそうめん流し場も、なんと市営です、しかも冬でも営業してます。
今から60年ちょっと前に始まったので、伝統食というにはちょっと歴史が浅いと思いますが、しかし、ここまで皆さんに愛され親しまれているそうめん流しは、もう歴とした地域の食文化と言っても良さそうですね。
唐船峡のそうめん流しについてはこちらにも詳しく出ていますhttps://magazine.cainz.com/article/49691
ちなみに、水槽が上下二段になっているものは上と下で水が回る方向が違い、左利きの人でもそうめんをすくい易くしてあるそうです。

